
青木彩夏醸造長(左)、佐藤栄介代表(右)
茨城県土浦市にある酒販店「佐藤酒店」は今春、同市内に新たな醸造拠点「土浦醸造」を開業した。5月23日(土)に初仕込み酒を蔵元直売で発売する。
老舗酒販店による醸造所開業という新たな挑戦

佐藤酒店本店ロゴと外観
「佐藤酒店」は、土浦市にある創業78年の酒販店。

佐藤酒店イオンモール土浦店ロゴと外観
本店のほかに、市内のイオンモール土浦にも店舗を構えている。
同店は、酒屋が“酒を売る側”から“酒を造る側”へと踏み出す、新たな取り組みを始めた。地方都市における“酒造りのあり方”を更新する挑戦でもあるという。

土浦醸造ロゴと夜の外観
「土浦醸造」があるのは、JR土浦駅西口から徒歩2分の立地。見学・試飲・購入が一体となった体験型の“都市型醸造所”が特徴だ。
土浦の風景を酒に

醸造所の外観と1stバッチラベルデザイン
「土浦醸造」では地域を象徴する素材を用い、土浦の風景そのものや季節を酒として表現することを目指している。土浦の米を主原料に使用し、土浦のレンコンを活用するほか、土浦市の花である桜のウッドチップも使用する。

蒸米の作業

製麹前の引き込み
一つのタンクから「どぶろく」と「澄み酒」という、2種類の酒を生み出す独自のスタイルを採用している。

櫂入れの様子

発酵中の醪
また「土浦醸造」では、酒蔵見学も行っている。60〜90分のプログラムとして提供し、醸造工程の見学から試飲までを一貫して体験できる。
初仕込み酒が5月23日(土)に解禁

限定200本「The 1st brew どぶろくタイプ」2,970円 720ml(左)と、予約販売の「The 1st brew 澄み酒タイプ」3,300円 720ml(右)
「土浦醸造」の初仕込みとなる酒は、5月23日(土)に蔵元にて一般向け初解禁を予定している。当日は蔵元直売イベントとして、蔵元でのみ販売。初回販売は限定200本を予定し、なくなり次第終了になる。

イベントは12:00から開始。当日は混雑が予想されている。また、3,000円以上購入した先着100人に、土屋醸造公式マスコットキャラクター「ツチブルくん」ステッカーが配布される。
自分たちの土地の酒を自分たちの手で造りたい

佐藤栄介氏
初仕込み酒の発売に際し、「佐藤酒店」代表で4代目の佐藤栄介氏は、次のようにコメントしている。
「今まで酒屋『佐藤酒店』としてたくさんの酒を届けてきました。そして今自分たちの土地の酒を自分たちの手で造りたいと思い立ち上げました。『The 1st brew』は土浦醸造にとって最初の一歩。まだ始まったばかりの酒ですが、この街の未来へ続く酒になれたら嬉しいです」

青木彩夏氏
また、土浦醸造の初代醸造責任者に就任した青木彩夏氏は、次のようにコメント。
「『土浦で酒を造りたい』と社長に言われてから今日まで長かったようなあっという間だったような。酒造りを通して沢山のことを学び出会いがありました。本当のスタートはこれからですが、応援してくれる皆様に、そしてこれから出会う皆様のために。『土浦の地酒』お楽しみに!」
老舗酒販店の新たな挑戦で生まれた酒を味わってみては。
■土浦醸造
住所:茨城県土浦市桜町1丁目6-16 日下部ビル 1階
■佐藤酒店 沢辺本店
住所:茨城県土浦市沢辺757番地
■佐藤酒店 イオンモール土浦店
住所:茨城県土浦市上高津367 イオンモール土浦 1階
公式HP:https://www.sake-ibaraki.com
オンラインショップ:https://ji-sake-ibaraki.jp/view/category/ct7tsuchiurabrewery
「土浦醸造 開業記録」note:https://note.com/tsuchi_bre/n/nb0f750dd6422
(ASANO)